ふろしきの日とは文化発信が目的で制定されました
一般社団法人・日本記念日協会は数々の記念日を考案して意見を取りまとめ、
業界発展や日本の文化保護のために活動している社団法人になります。
既に定着しているメジャーな祝祭日だけではなく、日本には数々の有名無名に関わらない
記念日がありますが、一括して記録して管理を行っている団体なのです。
一般社団法人・日本記念日協会は記念日だけではなく、会社などの事業所や
記録的な日からの経過時間なども記録しており、例えば現在が江戸幕府開闢から何日など
キリの良い年月で発表を行います。
町興しや企業のPRなどと連動して、広報活動をして記念日を認知するための
活動を行っているのです。現在の種類は2100件あります。
ふろしきの日は業界団体がPR活動を行い、加盟店で一定金額を購入すると
記念グッズがもらえるなどの販促活動が行われているのが特徴です。
年度によって異なりますが、縁起の良い行事として定着して愛用者を増やすことを目的にしております。
ふろしきの日には購入するのもいいですし、気に入ったふろしきを使ってみることもお勧めです。
利用者が沢山増えてゆけば、日本の文化として海外へ発信することができます。
ふろしきを通じた友好親善や、日本に興味を持ってもらうことなどが、本当の文化交流なのです。
ふろしきの歴史について
ふろしきの歴史は大変古く、平安時代や奈良時代にはその原型が存在していたと言われております。
日本では各地に宝物庫があり、その中でも有名な正倉院では平包みという布を用いて重要な物品や宝を保護していました。
木綿で織られた平布は通気性が高く、物品を保護しながらカビなどを防ぐ効果があったのです。
また埃避けや鼠などの害獣から、宝を守る効果もありました。
やがてそうした文化は民間にも広がって行き、物を包む目的から形や大きさなどは
種々に進化していったのです。包むだけではなくたたみ方や結び方を工夫することで、
大きな荷物を運ぶ際に便利に使ったり、旅の道連れとして
日用品や生活必需品を収納しておくことにも重宝されました。
シンプルで丈夫であり自分の好きな柄を選択出来る気軽さは、日本の文化に浸透して
数々のアレンジを加えられていったのです。今も昔も大いに活躍し、庶民の生活を守る道具として愛されております。
こうした文化の一端や新しい流行を兼ね備えた魅力が、一枚のふろしきにはあるのです。
デザイナーズブランドとコラボしてデザインされたり、アニメなどのグッズになることもあります。
便利なだけではなくアートにも販促にも使われているのです。
ふろしきの日はそうした文化を発信する記念日です。